【Profile】
「株式会社プレジャー」

カーテン・照明・アクセントクロスなどの新居のコーディネートやプランニングを行うインテリアオプションのほか、中古マンションにおけるリフォームプランの提案から設計・施工に至るまで、住まいをトータルコーディネートするプロフェッショナル企業として2014年に設立。多種多様な顧客の要望に応えるため、社員の育成に力を入れており、一級建築施工管理技士、インテリアコーディネーター、カラーコーディネーター、キッチンスペシャリスト、マンションリフォームマネジャー等の有資格者が在籍。その他にも、保育園の改修事業では豊富な経験と知識を生かし、フローリング再生加工や衝撃吸収加工などを提供。園児たちが安全かつ快適に過ごすことができ、保育士のみなさんの日常の業務におけるちょっとした負担軽減になるような空間づくりを手がける。2020年には建設業許可を取得し、業務範囲を拡大中。

株式会社プレジャー 代表取締役 木村 仁彦(きむら まさひこ)さん
株式会社プレジャー 代表取締役 木村 仁彦(きむら まさひこ)さん

東海大学工学部卒業後、機械メーカーにて機械設計を行う。2002年に内装販売工事会社に転職。独自に開発した営業マニュアルにより、インテリア商材と、リフォーム工事の売上にて爆発的な実績を上げる。マンションデベロッパー、管理会社とのアライアンスを驚異的なスピードで進め、入社4年での上場に貢献。2005年に当時32歳でIPO(新規公開株式)を経験し、事業統括本部長に就任。その後、塗料メーカーに転職し、売上を約2年で10倍に回復させる。2014年、株式会社プレジャー設立。マンション、保育園、店舗のインテリア・リフォーム業を中心に展開。「よろこびを生む事業をつくる」を理念に掲げ、建設業の枠を超え、新規事業の展開にも取り組む。

株式会社プレジャー クリエイティブディレクター 真鍋 聡子(まなべ さとこ)さん
株式会社プレジャー クリエイティブディレクター 真鍋 聡子(まなべ さとこ)さん

長岡造形大学産業デザイン学科卒業。東京都内の広告制作スタジオ、個人デザイン事務所を経て2010年にフリーランスに転向。「言葉にすることは、形を与えること」を信条に、ロゴやウェブ、サイン、パッケージデザインなど一貫性のあるブランディングデザインを手がける。新潟県燕三条市の地域活性イベント「工場の祭典」への参加などを通じて、地方創生への関心が高まり、サイクリストと地域の課題を解決する宿泊施設「JU-ZA CYCLE YADO Minamiizu」を、(株)プレジャーの代表木村氏とともに企画。(株)プレジャーの外部クリエイティブディレクターとして「JU-ZA CYCLE YADO Minamiizu」(株)プレジャーの両ブランド構築を担う。


株式会社プレジャー
・本社
【所在地】〒210-0005 神奈川県川崎市川崎区東田町1番地2 いちご川崎ビル6F

・南伊豆サテライトオフィス
【所在地】〒415-0532 静岡県賀茂郡南伊豆町子浦1669 「JU-ZA CYCLE YADO Minamiizu」

サイクリストに愛され、懐かしい町並みが残る南伊豆町

▲南伊豆町にある子浦漁港(こうらぎょこう)
▲南伊豆町にある子浦漁港(こうらぎょこう)

はじめに、静岡県南伊豆町商工観光課の一山(いちやま)主事に南伊豆町についてお伺いします。

ーー南伊豆町はどんな町か教えてください。

伊豆半島の最南端に位置する南伊豆町は、人口7,800人ほどの自然豊かな地域です。東京から車で約4時間、電車・バスで約3時間30分の場所に位置しており「日本の渚百選」に選ばれた弓ヶ浜(ゆみがはま)や「本州一の透明度を誇る秘境」ヒリゾ浜が有名です。伊勢エビやキンメダイ、タカアシガニをはじめとした漁業も盛んな地域です。

豊富なマリンアクティビティーも人気で、シーカヤック、SUP、シュノーケリング、海釣りなどを幅広く楽しめます。特に神子元島(みこもとじま)周辺は「ハンマーヘッドシャークの聖地」と呼ばれており、海外からもダイバーが訪れるほどの秘境です。

また、年間を通じて温暖な気候を生かした柑橘類やアロエ、有機野菜など「少量多品種」の農業も盛んです。町の中心地である下賀茂(しもがも)地区には、湯量豊富な「下賀茂温泉」もあり、古くからこの地域の魅力の1つとなっています。


ーー現在、町が抱える課題などはありますか?

「若者の流出」「高齢化の加速」「出生数の低下」による少子高齢化が課題です。現状としては、イベントの縮小、空き家の増加、観光・一次産業といった町内産業の衰退が多く見られており、地域のインフラや伝統の維持が難しい状況にあります。

まちの中核を担う人材が不足し「次世代のロールモデル」が存在しないことが、地域や暮らしの魅力を低下させる要因であり、人口流出や近隣自治体との地域格差の拡大に大きな影響を及ぼしていると考えています。


ーー企業誘致や企業支援で取り組んでいることはありますか?

南伊豆町では、サテライトオフィス誘致事業「南伊豆るプロジェクト」に取り組んでいます。
このプロジェクトは、南伊豆町の地域課題をビジネスとして解決できる企業を誘致するプロジェクトで、平成29年度から始まりました。
地域資源である「ヒト、モノ、コト」を活かし、地域ビジネスにチャレンジする企業と連携しながら地域の活性化を目指しています。

個人向けのアプローチとしては、ワーケションを切り口としており、このまちで暮らす人々とのつながりを通じて非日常感を味わいつつも、シェアオフィスやコワーキングスペースを利用して仕事にも取り組める環境を整え、新たな関係人口の創出を目指しています。


ーーサテライトオフィスの開設に関する支援制度やサポート体制はどのようなものがありますか?

サテライトオフィス進出をご検討いただく際の伴走支援として、企業誘致コンシェルジュ制度を設けています。
視察前の調査段階における事前ヒアリングから視察希望先とのアポイント及び行程表の作成、視察時の同行サポート、進出後の地域定着フォローまでを一貫して支援する体制を整えていますので、ぜひ安心してお越しください。


【その他南伊豆町にサテライトオフィスを開設した事例記事はコチラ】
SENA株式会社

「子浦にひとめぼれした」地元職員の熱意に惹かれて新たな事業をスタート

▲海を背に自転車が駆け抜ける。モデルは元プロのロードレーサー
▲海を背に自転車が駆け抜ける。モデルは元プロのロードレーサー

次に南伊豆町にサテライトオフィスを開設した株式会社プレジャーの木村さん、クリエイティブディレクターの真鍋さん、サイクリスト向けの宿とサテライトオフィスの機能を持つ「JU-ZA CYCLE YADO Minamiizu」にて宿泊業務を担当している吉田さんにお話を伺います。

ーー南伊豆町にサテライトオフィスを開設することになった経緯を教えていただけますか?

真鍋さん:実は、私がグラフィックデザイナーとして、オリンピック自転車競技委員会の「ピンバッジ」デザインの依頼を受けたことがきっかけなんです。制作のためにヒアリングを進めるなかで、「自転車競技の存在」や「静岡県の自転車を利用した地域活性化の取組」を少しずつ知りました。

その後、静岡県庁に詳しくお話を伺い、自転車競技のリサーチを兼ねて伊豆の国市にある「コナステイ伊豆長岡」に宿泊したところ、元プロのロードレーサーでサイクルマネージャーをなさっている平塚吉光(ひらつか よしみつ)さんにお会いしました。

平塚さんとお話しする中で、自転車競技の現状や、サイクリストが増加しているものの「サイクリストが自転車を安全に保管して、泊まれる宿がない」という課題を知りました。

また、同じタイミングで社長(木村さん)が知人の建築士の方と「空き家の再活用」について検討しており、「空き家の再活用とサイクリスト向けの宿の2つをかけ合わせるのはどうだろう?そこをサテライトオフィスとして活用しては?」と話がつながっていきました。


ーーなぜ「子浦」で事業を展開しようと思われたのでしょうか。

真鍋さん:子浦は、南伊豆町の中でも過疎化が進んでいることに加え、地元のコミュニティーが強く、地域に入り込んでいくのもなかなか難しいと思いました。

しかし、そんな状況下だからこそ「1番難しい子浦で、空き家を宿に再生する事業にトライし、まちの活性化につなげることができれば、他のどんな地域でも事業を展開できる」と思い、子浦でチャレンジすることに決めました。

1つのデザインの依頼から静岡県とのご縁を頂きましたし、サイクリスト向けのコースである「太平洋岸自転車道」(※)の中にこの南伊豆町があることも伺ったので、「子浦でやりたい」という想いがますます強くなっていきましたね。

※:千葉県銚子市から神奈川県、静岡県、愛知県、三重県、和歌山県和歌山市の各太平洋岸を走り、延長1,400kmの自転車道構想

そしてサテライトオフィスとして活用することで、スタッフにとっても新たな気付きや視点が得られたり、アイデアが生まれたりする可能性があると考えました。


ーー南伊豆町の魅力や第一印象を教えてください。

真鍋さん:子浦に訪れたのが12月だったので、ある意味観光シーズンのような表面的なまちの様子ではなく、南伊豆町の佇まいや暮らしをきちんと見つめることができました。

例えば、子浦の細い路地や階段がつながっていて車では入り込めない道、それから、かつて臨海学校や海水浴客で盛り上がり、時が昭和で止まっているかのような街並みを魅力的だと感じました。

木村さん:観光者向けの「のぼり」が連なっているような街並みを想像していましたが、のぼりは少なく、まちの「ありのままの様子」が印象的で一目惚れしました。

また、南伊豆町役場の一山さんが、アテンドで本当に濃厚な時間を演出してくださり、すぐにこのまちのファンになりました。


ーーアテンドを担当した南伊豆町の一山さんはどんなことが印象に残っていますか?

一山さん:事前ミーティングの時点で「とんでもない熱量の企業の方」だと感じました。
2020年の12月に(株)プレジャーのお二人が視察にいらっしゃったのですが、木村さんの関西弁で歯切れのあるトークと真剣な眼差しは今でも忘れられません。緊張感ある中でアテンドを行い、私がこれまでに行った中でも上位に入るほど全力でやり切りました。

実のところ「子浦地区で新規事業をしたい」とおっしゃったときには、私は一度止めたんですね。地域柄のハンデを考慮して、私は観光地である弓ヶ浜などの物件を紹介しました。しかし、結果的に(株)プレジャーの「この地域に貢献したい」という熱量に私も感化されて、全力で子浦での事業をサポートしようと決めました。

「JU-ZA CYCLE YADO Minamiizu」を社員が心休めるサテライトオフィスとして活用

▲サイクリスト向けの宿とサテライトオフィスを兼ねる「JU-ZA CYCLE YADO Minamiizu」の外観
▲サイクリスト向けの宿とサテライトオフィスを兼ねる「JU-ZA CYCLE YADO Minamiizu」の外観

次に、JU-ZA CYCLE YADO Minamiizuの宿泊業務を担当している吉田さんにお伺いします。

ーーサテライトオフィスでは普段どのようなことをされているのですか。

吉田さん:メインは宿泊業務です。寝具やアメニティなどの準備や清掃、顧客対応など、何でもやっていますよ。
また「JU-ZA CYCLE YADO Minamiizu」のことをより多くの方に知ってもらうため、イベントを企画したり、SNSやWebで情報発信やプレスリリースを出したりもしています。

とりわけ大切なのが「JU-ZA CYCLE YADO Minamiizu」にいらっしゃったお客様や、地域とのをつながりを作ることですね。
来ていただいたお客様をもてなすのはもちろん、町内を案内するなど、南伊豆町や子浦のファンを増やしていくことを大切にしています。

ちなみに「JU-ZA CYCLE YADO Minamiizu」で提供している食事や、販売しているお土産などは、全部南伊豆産または伊豆産なんですよ。小さいことかもしれませんが、こういった部分でも地域に貢献できればと考えています。

また、業務以外でも、子浦の清掃活動や地域行事に参加するなど、住民の皆様と親睦を深めることを大切にしています。サテライトオフィスを開設したことが、子浦にとって少しでもプラスになればうれしいですね。

現在は新型コロナウィルスの影響で開催が見送られているものもありますが、地域の取り組みには今後も積極的に参加していきたいです。

▲NPO法人伊豆未来塾主催「漁師の森プロジェクト」に参加した際の様子。地域行事への参加を通して町民との関係性構築を積極的に行っている。
▲NPO法人伊豆未来塾主催「漁師の森プロジェクト」に参加した際の様子。地域行事への参加を通して町民との関係性構築を積極的に行っている。

ーー南伊豆町で開設したサテライトオフィスにはどのような役割を期待していますか?

木村さん:サテライトオフィスが社員にとって心休める場所になることを期待していますね。

神奈川県川崎市の本社では、お客様のヒアリングや接客業など、勤務時間中はオフィスワークが多いです。すると、知らぬ間にストレスが溜まってしまうんですね。

そんなとき本社オフィスに縛られず自由にリモートで仕事ができる環境をつくり、社員がリフレッシュできる機会・環境を整えていけたらいいなと考えています。


ーーすでに社員はサテライトオフィスを活用されているのですか?

このサテライトオフィスは2021年の11月12日にオープンしたばかりなので、まだ十分に活用できていないのが実情ですが、10月30日〜11月11日のプレオープン期間には2名の社員がお試しで宿泊して、スタッフの吉田と親睦を深めたり、南伊豆町でのワーケーションを楽しんだりしてもらいました。

2名の社員は南伊豆町や子浦の美しい情景に触れたことで、頭と心が休まり、リフレッシュできたようです。滞在する場所や過ごし方を変えることでリラックスでき、今までにない視点やアイデアが生まれるのは大きなメリットだと思います。

今後もJU-ZA CYCLE YADO Minamiizuを起点に、各地域にサテライトオフィスの拠点を増やしていきたいですね。

行政のサポートが企業と地元の方々の想いをつなぐ

▲(株)プレジャーの木村さんと真鍋さんが、初めて岡部 克仁(おかべ かつひと)南伊豆町長と意見交流している様子
▲(株)プレジャーの木村さんと真鍋さんが、初めて岡部 克仁(おかべ かつひと)南伊豆町長と意見交流している様子

ーー今回のサテライトオフィス開設にあたって、物件はどのように探しましたか?

木村さん:「南伊豆町でサイクリスト向けの宿をしたい」と話した後に、南伊豆町の一山さんから、町の事業として「サテライトオフィス事業」「空き家バンク」について紹介していただきました。また、一山さんからは物件だけでなく、事業がより円滑に進むように関係者や団体をご紹介していただき、とても助かりました。


ーー行政側からのサポートとして、どのようなことを意識しましたか?

一山さん:全国各地でサテライトオフィス誘致が進められていますが、財源は限られており、どの自治体も資金面で手厚い援助ができるかというと、それは難しい状況です。ただ、そういった環境にあっても事業主の皆様の想いを汲み取り、できることを模索してきました。
具体的には|空き家バンクの物件情報や、地域のキーマンとなる方をおつなぎすることですね。

人口7,800人の町であり、紹介する人材の選択肢は限られてきます。その分、企業側の想いを私なりに汲み取り、地域の方に誤解や変な先入観を持たれないような伝え方で、適切なタイミングや、肌感覚が合うのかどうかを見極めて、紹介しようと心がけました。


ーー吉田さんは埼玉から移住したそうですが、生活してみていかがですか?また南伊豆町での今後の展望などがあれば、ぜひ教えてください。

吉田さん:子浦は長く住み続ける方が多い地区と聞いており、コミュニティーに馴染めるかと不安をもちつつ住み始めました。ですが、私が思っていた以上にまちの皆さんが気さくに声をかけてくださるので、今ではとても気に入っています。自宅の大家さんやご近所の方々は、「困ったことがあったら言ってね」と今でも変わらず声をかけてくださり、移住者にも温かいまちだなと感じていますね。

先日も、地域の方々に「宿の利用者用の駐車場を探している」と話したところ、「あそこの場所はどうかしら?」「こんな場所もありますよ」と、たくさんの方が親切に教えてくださり嬉しく感じました。

今後の展望としては、携わっていただける地元の業者や地域の人材を生かして、「子浦で雇用を生むこと」を目標に頑張っていきたいですね。

長期目線で関わり、地域全員の「幸せ」と「対等な関係」をデザインする

▲JU-ZA CYCLE YADO Minamiizuの内観
▲JU-ZA CYCLE YADO Minamiizuの内観

ーー今回南伊豆で宿泊機能を備えたサテライトオフィスを開設してみて、率直にどのように感じていますか?

木村さん:異業種かつ新事業への投資ですから利益が出るまでに時間がかかりますし、拠点の開設費や維持費など、コスト的にはデメリットもあります。しかし、その分「知らなかった世界をどっぷり知ることができる」のが南伊豆での事業の魅力だなと感じました。これまで日本各地で支店の立ち上げを経験してきましたが、今回は今までに比べて一つ一つの濃厚さが格段に違いますね。


ーー具体的にどのような点が違いましたか?

木村さん:そうですね。一般的な支店を立ち上げるときは、駅からの近さや単価、広さといった情報で物件を吟味するんですね。しかし、今回は「立地」「まちのポテンシャル」「おもしろさ」「ワクワク感」など、コストに直結しないところで決めました。それがとても斬新で生まれて初めての感覚でしたね。
人・タイミング・環境の歯車が重なり合い、「これは今やるしかない」という状態になったのも大きかったと思います。

事業の面から言っても、その地域にオフィスを構えることで積極的な営業が可能になり、成果も上がりやすくなります。
加えて、今回のサテライトオフィスは我々が未経験の宿泊業を伴う形です。これまで経験したことのない接客や地域との関わり、それらが刺激になって既存事業の接客にもプラスの効果があるはずです。


​​ーー最後に、これからサテライトオフィスの開設を検討している企業へのメッセージをお願いします。

木村さん:やるからには真剣に取り組むことが大切ですね。「サテライトオフィス」と名前をつけるのは簡単です。ただ、私たちのように「地域への還元」が第一とするのであれば、そのための覚悟をもってやり抜くことが重要だと考えています。
長期的な目線をもって、真剣に真正面から地域の皆様と関わろうとすると、なにか得るものがあるのではないでしょうか。

真鍋さん:話題性やおもしろさも大切ですが、以前一山さんが「企業側と地域側がお互いに歩み寄る関係が大切だ」とおっしゃっていて、私もその通りだと感じました。

地域の課題は地域だけで抱えるものでも、外部の人材が全てを解決しようとするものでもありません。この町をより良くするためにプロジェクトに関わる関係者も、このまちで暮らす地域の方々にも「全員が幸せになる事業」を展開できるといいですね。

そうなると地域からも愛され、新たに南伊豆町にいらっしゃる皆様にもこのまちを好きになってもらえるような、そんな空間づくりができると感じています。

《ライター:城谷俊太》