静岡県総合政策課では、県外企業のサテライトオフィス誘致に向けて、静岡県にサテライトオフィスを開設した企業へのインタビュー記事を「サテライトオフィスしずおか」に公開しています。
令和４年度は、公募で決定した「静岡県サテライトオフィス情報発信ライター」５人が取材した記事を掲載しますので、お楽しみに︕

今回は、竹内 友美（たけうち ともみ）さんをご紹介します。

【プロフィール】

静岡市出身。静岡大学人文学部人文学科卒業。 販売促進企画会社に15年勤務し、企画営業、自社媒体の取材・編集等の業務を経験。一般企業や地方自治体の販促ツールの制作やイベント運営に携わる。2010年より、静岡県を中心にフリーライターとして活動中。


これまでに全国版の旅行ガイド、地域媒体をはじめ、企業の広告宣伝媒体や会報誌、WEBコラムなどさまざまなフォーマットで、インタビュー、対談、グルメ、建築、ビジネスなど、多彩なジャンルで取材、編集、ライティングを行ってきました。

今回、静岡県サテライトオフィス情報発信ライターに応募するにあたって思い出したできごとがあります。それは仕事で尾道に訪れた時のこと。散策中に出会った地元の方に「静岡から来ました」と告げると、「ああ、富士山とお茶のところだね」との言葉が返ってきました。こんな風に見知らぬ人と会話が弾むのが楽しい反面、「静岡はそれだけじゃないんだけど…」とも思ったのです。でも、それはお互いさまなのでしょう。私も取材のために下調べをするまでは、尾道と聞けば、坂と猫と尾道水道ぐらいしか思い浮かびませんでしたから。

観光ならばそれでいいと思います。自ら巡って、見て、感じることで、さらにディープな土地の魅力を見つけるのも旅の醍醐味ですから。一方で、その地域に根を張るような移動の場合には、できれば事前にたくさんの情報を得るに越したことはありません。私も、静岡に根を張ってみたいと思う人のための情報発信に関わりたいと思ったのです。

私は、この「サテライトオフィスしずおか」の仕事で、静岡県内にサテライトオフィスを開設した企業さまの視点を通して見えてくる「静岡」を、また、地域を愛する人たちの想いを、地元在住のライターとしてお伝えしていきます。一社でも、ひとりでも多くのみなさまのお役に立てましたら幸いです。